カメラ仲間でも見つかればと思い、ブログを始めてみました。コクのある写真を気楽にアップしていきたいと思います。コメントやリンクも気軽にどうぞ。
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プロフィール

スメハッチャン

Author:スメハッチャン
本名:矢野 巌 (Iwao Yano)
Twitter:@iwao_photolife
FaceBook:Iwao Yano

どうやら世の中には、
面白いことがあふれ返っているみたいです。

会社員生活の中で時間を見つけては
カメラでそんな風景を切り取る日々です

写真仲間も絶賛募集中。
気軽にコメントください♪

・2008年 塩竃フォトフェスティバル
 ポートフォリオ選考通過

・2008年 ダ・ヴィンチ BCCKS 写真集公募展
 一次選考通過

・2009年 塩竃フォトフェスティバル
 ポートフォリオ選考通過

・2011年 CP+ 「御苗場」
 総合プロデューサー/PHaT PHOTO編集長
 テラウチマサト氏 レビュアー賞 受賞

・2011年ニューヨークフォトフェスティバルへ
 日本選抜メンバーとして出展

・2013年 CP+ 「御苗場」
 総合プロデューサー
 テラウチマサト氏 レビュアー賞 ノミネート

・2013年 塩竃フォトフェスティバル
 ポートフォリオ選考通過

・野毛大道芸フォトコンテスト2013
 2作品入賞

・2014年 EINSTEIN PHOTO COMPETITION
 一次選考通過

・2016年 塩竃フォトフェスティバル
 ポートフォリオ選考通過

・2013年 塩竃フォトフェスティバル
 ポートフォリオビューイング
 平間至氏の推薦により出展

・2011年PHaT PHOTO 5-6月号
 2ページ掲載

・2011年PHaT PHOTO 7-8月号
 ちょっと掲載

・2012年PHaT PHOTO 7-8月号
 作品集が掲載

・2011年09/11 御苗場 in NY
 作家としてトークイベントで講演(動画は↓)
 http://www.ustream.tv/recorded/17200106

・アスカネットさんのWeb上で作品集を公開
 http://www2.mybook.co.jp/clubmybook/pick_up/onaeba/

・アスカネットさん青山ショールームで、作品集を永久展示

・御苗場Selected Photographers
 東京・大阪での巡回展
 塩竃フォトフェスティバル連動企画での展示
 他グループ展など、出展多数

・写真集団シメンソカ所属

since 2007/03/06




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写真、楽しいです。
ずっと撮り続けていたいです。
続ける1人になりたいです。

志賀理江子『螺旋海岸/album』について 
2013/03/19 /07:05
宮城県の海沿いにある人口数百名足らずの小さな集落、
『北釜』を舞台として作り上げられた写真集『螺旋海岸』。

志賀理江子の写真は分かるけれど分からない。
しかしどうしようもなく惹かれてしまう、ちょっと特別な存在。
分からなさを言葉にしようとするとき、僕はいつも頭を悩ませる。
その要素を無理やりにでも分解すると、僕には大きく④つの姿が見えてくる。

①『作品』を撮る写真家としての志賀理江子
②『写真』を撮るカメラマンとしての志賀理江子
③人、場所、時間、生、死を結ぶシャーマンとしての志賀理江子
④その他!!

①でのいわゆる『作品』は不穏で、不安定で、見る者をどうしようもなく不安にさせる。
作りこまれたフェイクであることは明白なのに、どこまでがフェイクなのかが分からない。
そして彼女も決してそれを明かそうとしないし、彼女自身も『何でこうってるのか分からない』という作品もあるという。
ただ作品がヌメヌメした怪しさを放って、語りかけてくるばかりだ。

②での彼女は北釜の集落で6年に渡って生活し、『専属カメラマン』として地域の人々を撮り続けている。
そこで撮られている写真は、①とは裏腹に町の写真館的な普通のポートレートやスナップに溢れているはず。
『螺旋海岸/notebook』で時折挟み込まれる写真を見ても、それは明からだ。
彼女がどれだけ北釜の人たちと密接に繋がり、かつ愛されているかは、
仙台メディアテークの展示に集落の半分以上の人が訪れたという逸話からも伺うことができる。
彼女が地域で笑い、泣き、共感を持って過ごしていればこそだろう。

にも関らず、①で生み出される作品の不穏さはどうだろう。

そこでの『答え』ではないが『理由』が③になるのではないか。
彼女が北釜にアトリエを構えたのは、海岸に広がる松林を見て『どうしても住みたい』と思ったからだという。
そこに彼女が住み北釜の人と関わりを深める中で、土着の歴史や文化を知る。
特に地域に伝わる過去の埋葬文化と伝統行事は深く結びつき、一連の作品に昇華されているように思える。

人気のない海、砂浜、松林。
およそ普通なら住もうとも、アトリエを構えようとも思いもよらない土地のはず。
そこに住むだけでなく、人々と語った話を全て手書きで書き出し、自身の口で何度も読み直し、
脳に落とし込んでいくというようなプロセスを幾つも幾つも繰り返していったというのだから、
単なる好奇心というレベルではない。

そのような一種の狂気とも言うべき静かなトランス状態が、
北釜の砂浜・松林という『場』、『人』、歴史という『過去』、写真に封じ込めて繋がる『未来』、
埋葬や津波という『生と死』を呼び寄せ、彼女のカメラを通じて現世と幽界の狭間のように浮かび上がってきているのではなかろうか。
さながら触媒のように全てを繋ぐシャーマンのような存在にさえ見えてくる。

と、いうのはあくまで理屈で無理に語ろうとした場合であって、僕にはどうしても言語化できない④。
『生』とか『死』とか明確に言葉で定義できるものではなく、『イメージ』としか表現のしようのない世界。
そしてイメージが巨大すぎて、僕には掴むことができずにいる。

一緒に写真集を読んだ藤井ヨシカツさんの言を借りるなら、
『彼女の展示が宇宙なら、写真集はブラックホール』

望遠鏡で宇宙の果てを見ることはできても、決して掴むことはできない。
ブラックホールも存在を認識することはできても、決して中に入って見ることはできない。
どれだけ探っても『答え』はなく、見つけられるのはせいぜい『痕跡』だけ。

『北釜の人たちを写真に撮る時に色々とお願いしても、誰も「なんで?」とは聞いてこなかった』
と、彼女は何度も口にしていた。
それが一つの答えなのかもしれない。

image_20130317013304.jpg
写真の本 * Trackback(0) * Comment(0) * Page top↑


錦糸の街にも花は咲くなり 
2013/03/19 /07:05
R1030951.jpg
ふうけい * Trackback(0) * Comment(0) * Page top↑




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