カメラ仲間でも見つかればと思い、ブログを始めてみました。コクのある写真を気楽にアップしていきたいと思います。コメントやリンクも気軽にどうぞ。 Copyright © Camera freaks a GO! GO! All Rights Reserved. Template by RESIST. Powered by FC2 Blog |
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写真、楽しいです。 ずっと撮り続けていたいです。 続ける1人になりたいです。
2013/03/05
/19:00
夏野葉月さんという方の写真展を観た。
展示写真は極めて私的なもので、詳しくは書かない。 複雑な事情の中で一度は人生を諦めかけた彼女が今に至るまでの作品が並んでいた。 ファッションとしての自傷行為でなく、人間がまさに力尽きようとしたところからの出発。、 病室や家庭での写真、いずれも尋常ならぬテンションが静かに、美しく作品から伝わってくるが、 そこで確信するのは彼女が今こうして自分の前に立っているのは、間違いなく写真があったからだということ。 写真をやる人間というのは不思議な習性があって、いかなる瞬間もカメラで残そうとする。 例え自分に降りかかる絶望や災厄であっても、どこかで残そうとする第4の本能がある。 僕自身、本当に辛い時期にもカメラだけは手放さなかった。 目の前の現実に心のメーターが振り切れそうになる時、 ファインダー越しに世界を捉えてシャッターを切ることで、張り裂けそうな心が解けていくような、 そんな感覚を味わったことがある写真家は多いのではなかろうか。 様々な出来事に視界を奪われようとも、自分が何を写し取るかだけは何物にも制約を受けない。 狭いファインダーの中に、無限の拡がりがある。 それは固く閉じた心から世界へ通じる、小さいけれど確かに繋がっている出口。 逆もまた然りかも知れないが。 写真を撮るということは光を認識すること、つまりそれはシャッターを切って世界を再認識することでもある。 彼女の作品はカメラを通じて世界を写し、何度も見返すことがなければ生まれることのなかったもの。 絶望だらけに見えた暗闇の世界に一条の光を見出し、微かな光をファインダー越しに手繰り寄せた。 まさに蜘蛛の糸のように。 産まれた作品は人の目に留まり、不思議な縁を産み、やがて多くの人に伝わろうとしている。 そんな彼女が今度、平間至氏とトークショーを行うという。 テーマは写真は人を救うかということだそうだ。 彼女がどう語り、どんな答えを出すのかは僕には分からない。 ただ、ずっと内側を向いて回ってきたであろう作品から、 遠心力で弾き出されるように外向きの力が働き始めているのを確かに感じる。 その力はひょっとすると、多くの人の力になるかもしれない。 誰かにとっての蜘蛛の糸に。 夏野葉月さんHP [トークイベント] 平間至さん × 夏野葉月さん 日時:2013年3月17日(日)19:00~21:00 会費1500円(たいやき+1ドリンク付き) 予約制になります。 お申し込みは 浅草浪花家:03(3842)0988 ![]() トラックバックURL
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